経営コンサルの神様と言われた船井総研、創業者 船井幸雄氏いわく、
人間性を追究すれば、
①お互いにつきあう相手のためによかれと努力すること
②信頼し、安心しあうこと
③なるべく多くの人と親しくつきあえるようになること
が正しい生き方と述べ、また、このような観点から、商売においても、一度、人間関係ができたならば、
それを大事にし、その関係をより進め、その輪を広げていくことがベストと説いています。
そして、商売において、その考え方を応用した『会社(店)とお客様との関係』を4通りあるとルール化しました。
その一つ目が一般客つまり一見のお客様です。
二つ目が知人客であり、会社(店)とお客様とが互いに顔と名前、住んでいるところは知っている関係のお客様となります。
三つ目が友人客であり、会社(店)やお客様が互いに、電話でムリを頼み合えるぐらいの関係のお客様で、顔・名前・住所、電話番号のほかに、趣味や癖ぐらいまで知り合っているレベルとなります。
そして、最後に四つ目が信者客である。その会社(店)にお客様が、とことん惚れこんでおり、その会社(店)で販売している商品・サービスは、余程でない限り、他会社(店)では購入しないお客様となります。
このうち、友人客と信者客とを固定客と呼び、
商売をする上で、繁盛しようとすれば、固定客を多くつくることが大切と言われています。
よって、一般客を知人客に、知人客を友人客に、友人客を信者客にと、お客様とより親密な関係に発展するように
会社(店)が努力することが大切です。
また、お客様との関係を親密化するには、人間関係をつくり、お客様志向しながら、その人間関係を大切にする
以外にないのです。
商売の神様と言われるような人々は、まず何よりも人間関係を大切にしています。
この言葉は、40年以上前に発せられた言葉ですが、今でも通用します。
【原理原則】は不滅です。